発熱外来の診療開始 坂下厚生総合病院、両沼郡在住者など対象

 
発熱外来の仮設診療室

 会津坂下、湯川、柳津、三島、金山、昭和、会津美里の7町村は10月30日、新型コロナウイルスの感染が疑われる人を診察する「発熱外来(地域外来)」を会津坂下町の坂下厚生総合病院仮設診療室に開設し、診療を開始した。両沼郡(河沼郡、大沼郡)医師会所属の医師が当番制で診察する。

 同病院が、隣接する職員用の一戸建て空き家を活用し、4月下旬から始めた「風邪外来」を拡充して対応する。発熱などの症状のある高校生以上で、両沼郡に在住や通勤、通学する人が対象。完全予約制で外来に直接電話をするか、かかりつけの医療機関を通じて申し込む。

 診察時間は平日午後1時45分~同4時。予約専用電話は0242・82・2080。予約受付時間は平日午前9時~午後1時。

 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されている。同医師会長の伊藤信雄同病院副院長は「風邪症状が長引いたり、熱がなかなか下がらない人は相談してほしい」と話した。人口に占める高齢者の割合(高齢化率)が高い町村を抱えることから、松井遵一郎院長は「特に高齢者においては、呼吸器疾患の早期発見の一助になれば」と述べた。