ロボコン東北大会で最優秀賞、全国へ 福島高専の碧さん、菜緒さん

 
「鈴音」を前に全国大会に向け意気込む鈴木碧さん(右)と鈴木菜緒さん

 アイデア対決・全国高専ロボットコンテスト2020」東北地区大会に出場した、いわき市の福島高専の3チームのうち、鈴木碧さん(電気電子システム工学科4年)と鈴木菜緒さん(化学・バイオ工学科3年)でつくるCチームが、例年の優勝に相当する最優秀賞を受賞した。29日にオンラインで開催される全国大会に出場する。同高専からの全国出場は8年連続17度目。

 演奏と玉乗り磨き全国へ

 本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東北地区大会もオンライン開催となり、表現力を重視する内容に変更された。

 Cチームの2人は、ハンドベルを演奏する自動ロボット4台と、玉乗りロボによるユニットを製作。プロジェクト名は「鈴音」とし、光と音のパフォーマンスを演出した。

 演奏を担うロボットは、蛍光塗料を使用したライン上を走行し、電磁石を使って頭上のハンドベルを鳴らす仕組み。床のラインをセンサーが読み取る場合、ラインと床の色味に差がないと機能しないというが、2人は蛍光塗料とセンサー付近に特殊なライトを採用し、一見ラインとの見分けがつかない床でもロボットが走行できるよう工夫した。

 全国大会に向けて、リーダーの鈴木碧さんは「東北大会では手を入れないと動かない状態だった。全国ではロボットのみで作動するように準備したい」と力を込め、鈴木菜緒さんは「コロナでいろんなつながりが絶たれている中、ロボットのパフォーマンスでハッピーになってほしい」と意気込んでいる。

 東北地区大会で同高専はCチームのほか、Bチーム(冨樫優太さん、斎野朝日さん、仲井洸貴さん)の「桃竹」がアイデア賞と特別賞、Aチーム(青柳俊さん、沢田美沙妃さん、上遠野啓太さん)の「颯走」が特別賞を受賞した。