分散・周遊「フク博」開幕! 若松など4エリア、体験講座など

 
モンゴルゲルに展示された会津本郷焼の皿やコップなど。キャンプの新たなスタイルを提案している=会津美里町

 会津の歴史や文化、伝統工芸を発信する分散・周遊型の博覧会「FUKU(フク)博」が31日、開幕した。会津若松市、会津美里町、西会津町、奥会津(三島町、金山町)の4エリアを舞台に展示やトークショー、体験型講座、新酒まつりなどのイベントが繰り広げられる。11月30日まで。

 県の主催で、県民限定のイベントを行うほか、オンラインを活用するなどコロナ禍に対応した新しい生活様式を踏まえたイベントのモデルとしたい考え。「伝統とデザインの融合~ものづくりを未来へ」(西会津町)、「会津の歴史・文化とまち巡り~会津塗と酒とともに」(会津若松市)などエリアごとにテーマがあり、西会津町では本県の伝統工芸と世界的デザイナーコシノ・ジュンコさんのデザインが融合した世界観を楽しめる。

 初日は、会津美里町のせせらぎ公園オートキャンプ場に設置されたモンゴル遊牧民の移動式住居モンゴルゲルに、アウトドア用の会津本郷焼の食器を設置した。ゲル2棟に七つの窯元が皿やコップなどを展示し、紙皿や紙コップではなく優雅にキャンプを楽しむスタイルを提案している。

 キャンプ場では来春以降、会津本郷焼の食器を貸し出す方針だ。FUKU博の期間中、ゲルの利用者に町産農産物を使ったパエリア調理セットをプレゼントする。FUKU博の詳しいイベント内容はホームページで確認できる。