尚志、7連覇ならず...学法石川に0-1 全国高校サッカー福島

 
準決勝で学法石川に敗れ、肩を落とす尚志イレブン=31日、郡山市・西部サッカー場

 郡山市の西部サッカー場で31日に行われた第99回全国高校サッカー選手権県大会2次大会準決勝。6連覇中の尚志は学法石川に0―1で敗れ、連覇が途絶えた。6年間続いた選手権県大会の連勝記録は「25」でストップした。

 敗戦を告げる笛が鳴り響く中、その場に崩れ落ちる選手たち。立ち上がることができず、仲間や相手選手に励まされ、ようやく整列に向かった選手もいた。

 J2モンテディオ山形への入団が内定しているエースのFW阿部要門(3年)にボールを集めたが、学法石川の守備を崩せなかった。後半途中で交代した阿部は「自分の実力不足が敗因。FWとして点が決められず情けない」と声を振り絞った。

 「試合をする以前にやらなきゃいけないことがたくさんあった」。仲村浩二監督は、新型コロナウイルスの影響を受けた今季の戦いに難しさを感じていると、準決勝前に明かしていた。選手起用、チームの仕上がりに不安を残したままの大会入りだった。試合後、仲村監督は「(学法石川の)勝ちたい気持ちが球際の強さなどに表れていた」と敗戦を受け止め、「ゼロからスタートするしかない。(連覇が)途切れたくらいでちょうどいい」と、再出発に向けて前を向いた。