「中学生キャッチボール全国大会」オンラインで熱戦 会場同時中継

 
オンラインでつながりながらキャッチボールの技術を競う参加者=3日、楢葉町総合グラウンド野球場

 キャッチボールの正確性と速さを競う本県発祥の競技「キャッチボールクラシック」中学生全国大会は3日、楢葉町総合グラウンドで開かれた。グラウンドに集まった本県代表15チームと、オンラインで参加した県外の33チームがカメラ越しに熱戦を繰り広げた。

 いわき市の一般社団法人福島ベースボールプロジェクト(FBP)と福島中央テレビでつくる実行委の主催。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2011(平成23)年の第1回大会以来初めてオンラインも導入。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」などの生配信機能を使って、県外の会場を同時中継しながら競技を行った。

 大会は9人1チームで、7メートルの距離を空けて2分間にキャッチボールする回数を競った。県勢1位は田島中、オンライン参加の1位は星稜中A(石川県)だった。

 全国大会に先立ち、27チームによる県大会もこの日開催。勝ち上がった本県代表と、北海道から沖縄県までの各県代表が全国大会に参加。同日は、同競技の小学生の県大会も開かれた。

 FBPの磯崎邦広代表理事(62)は「コロナ禍の中で、新たな交流の形を実現できた。次はより良い配信をしたい」と話した。参加した田島中(南会津町)の主将(3年)は「オンラインでも、他県の高いレベルのチームと戦えて刺激になった」と笑顔を見せた。

 オンライン形式の全国大会は、12月5日に福島市のあづま球場でも開かれる。