秋の味覚「サンマ」待望の初水揚げ!いわき・小名浜漁港に活気

 
小名浜漁港に水揚げされたサンマ=4日午前6時40分ごろ、いわき市

 秋の味覚サンマが4日、いわき市の小名浜漁港に今季初水揚げされた。昨年より約2週間早い一方、例年と比べ1カ月ほど遅れた。記録的不漁や価格の高騰などが続く中、待望の地元水揚げに港が活気づいた。

 北海道船籍の第18鹿島丸(198トン)が2日夜~3日朝にかけて三陸沖で漁獲した計20トンを水揚げした。同船の鈴木剛男漁労長(47)は「徐々に取れるようになってきたが、例年の量には程遠い」と話した。

 この日の入札では1キロ当たり461~541円と、昨年の初水揚げより100円近く高い値が付いた。約3トンを買い付けたいわき市の上野台豊商店の上野台優社長(44)は「不漁が続き、今年は水揚げがないのではと不安だった。流通できるサイズは多かったが価格は高い」と印象を語り、さらなる水揚げに期待を寄せた。