福島県、郡山・専門学校生1人「感染」確認 感染経路は未確認

 

 郡山市は7日、クラスター(感染者集団)が発生した専門学校グループ「FSGカレッジリーグ」の学生と教員を対象に行っているPCR検査で、学生1人の感染が確認されたと発表した。同日、県が郡山市の40代会社員の女性と、浪江町に住む60代会社員の男性の2人の感染確認も発表し、県内の感染者は計413人となった。

 郡山市は、感染が確認された学生の所属や症状などを公表していない。同グループではこれまで県内最多に並ぶ17人のクラスターが発生しているが、この学生が含まれるかについて市は「感染経路を確認できていないため現段階では判断できない」としている。市は同グループの全学生と教員約2100人を検査中で、ほかに7日検査結果が判明した学生(留学生を含む)402人は陰性だった。

 県によると、郡山市の40代女性と浪江町に住む60代男性の2人は6日に陽性が判明し、軽症で入院中。郡山市の女性は1日に発熱などの症状が現れ、2日に医療機関を受診。症状が続き、5日に別の医療機関で検査を受けた。感染経路は不明。

 環境省によると、浪江町の男性は、同省が発注する同町の除染作業を担当。5日に陽性が判明した南相馬市の20代女性の濃厚接触者だった。同省発注工事を巡る感染者は12人目。

 県は6日までに2人が退院したとも発表した。入院者は35人で、うち3人が重症となっている。