死亡事故の再発防止へ いわき中央署など現場点検、対策話し合う

 
交通事故現場の状況を確認する参加者

 いわき中央署などは4日、いわき市内郷宮町の県道で10月末に歩行者が乗用車にはねられ死亡した交通事故を受け、現地で現場点検を行った。関係者は、夜光反射材の着用や上向きライトの徹底など、悲惨な事故を繰り返さないための対策について意見交換した。同署は提言に基づき、管内の速度取り締まりなどを強化する。

 同署によると、事故は10月31日午前1時45分ごろに発生した。60代女性が横断歩道のない片側1車線の緩やかなカーブを横断中、走行してきた乗用車にはねられ死亡した。女性は暗めの服装で夜光反射材を身に着けておらず、運転手は下向きライトで走行していたという。

 現場点検には、交通関係団体などから約20人が参加し、歩行者と運転手のそれぞれの立場から事故現場の状況を点検した。現場の前後には街灯付きの横断歩道が設置されていたことから、歩行者側には、改めて横断歩道の正しい利用や夜光反射材の着用を呼び掛けることの必要性が指摘された。また、運転手側については、原則上向きライトで制限速度内での走行を集中的に周知、徹底することを申し合わせた。