「夜の森桜まつり」21年4月10日開幕 富岡のシンボル・桜並木

 

 富岡町は来年4月10、11の両日、町内の富岡二中周辺で、町のシンボル・夜の森地区の桜並木の開花に合わせた「桜まつり」を開く。約6000人の来場を見込んでおり、東日本大震災から10年を迎えた町の復興状況を発信する。

 町が6日、町役場で実行委員会を開き、開催日を決めた。桜並木は全長約2.2キロ。大半が帰還困難区域に含まれるが、今年3月に一部地域で避難指示が先行解除されたことで、歩いて観桜できる区間が解除前の300メートルから800メートルに広がった。桜まつりの期間中に限り、町は帰還困難区域内の桜並木もバスの中から観桜できるよう調整する。

 今年4月に予定していた桜まつりは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

 実行委で宮本皓一町長は「夜の森の桜は町民の誇り。今年は残念ながら中止となったが、来年は桜まつりを通して再生へ歩む姿を発信したい」と述べた。