「移動式発電・給電システム」バスから電力...いわきで実証実験

 
イベント会場に電力を供給した「ムービングイー」

 トヨタ自動車とホンダが開発した移動式発電・給電システム「ムービングイー」の実証実験が7日、いわき市で行われた。同システムの実験は県内初。

 水素で走る燃料電池バスを改造して高圧水素タンクを倍増させた車両を使い、変換器を通して電力を供給する。通常は移動手段として用いられ、災害など非常時には避難所などでの電力供給に活用される。車両1台で、50人収容の避難所3日分の電力を賄えるという。

 実証実験は、8日までいわきドリームチャレンジが開催されている21世紀の森公園で行われた。屋台や特設ステージに電力を供給し、バスの内部も公開された。実験はネッツトヨタ郡山が誘致した。

 現状、同システムを使用するには自治体の許可が必要で、今後の実用化には法改正などが必要になるという。