21年の五穀豊穣を祈願 柳津・熊野神社「せんどもうし」

 
住民が見守る中、炎を上げて燃えるご神木

 柳津町砂子原の熊野神社で3日、火祭りの「せんどもうし」が行われ、地元住民ら約50人が参加して来年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。「松明(たいまつ)ぶち」とも呼ばれ、町内の各地区で行われてきたが、人手不足に伴って途絶え、砂子原地区で唯一、継承されている。

 長さ約10メートルの杉の大木をご神木として、根元に燃え草の竹やシバ、ワラ、マメガラを巻き、境内に掘った穴に立てた。小学生の男子4人が松明を持ち、ご神木に四方から火を付けると、勢いよく炎を上げて燃え、歓声が上がった。

 住民たちは麻幹(おがら)で作った長さ約1.5メートルの松明を手に厄落としとして脚をたたき合った。