同僚隊員から現金盗み懲戒免職 陸自福島駐屯地の男性陸士長

 

 陸上自衛隊福島駐屯地は9日、同僚隊員から現金計約40万円を盗むなどしたとして、第44普通科連隊の男性陸士長(21)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。「個人が特定される」として、実名を公表していない。

 同駐屯地によると、元陸士長は昨年5月~20年2月までの間、複数の同僚隊員の財布から現金を盗んだ。そのほか、外国為替証拠金取引(FX)の投資資金などと称して同僚隊員から15万円をだまし取ったり、口座開設費用と称して現金を支払わせ、紹介料として計29万円を抜き取ったりした。

 今年2月に元陸士長の行方が分からなくなったため、捜索して発見し、事情を聴いたところ発覚。自衛隊警務隊は9月4日に盗みの疑いで福島地検に書類送致した。

 また、同駐屯地は9日、元陸士長から勧誘を受けて同僚隊員にFX投資と称して口座の開設費用10万円を支払わせ、そのうち3万円を手にしたとして、同隊の男性陸士長(21)を停職4日の懲戒処分にした。