県産米の抽出検査終了 対象353の旧市町村で基準値超えなし

 

 県は9日、本年度から行われた県産米の抽出検査が終了し、対象となった353の旧市町村全てで本年産米の出荷や販売が可能になったと発表した。いずれのコメからも基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムは検出されなかった。

 抽出検査は、原発事故による避難指示が出るなどした12市町村以外の県内全域を対象に、1950年当時の旧市町村を一つの地区として実施。この日は西会津町の旧束松村の結果が発表され、一般米1点で基準値を超える放射性セシウムは検出されなかった。県は来年以降について「今年の課題などを踏まえて検討、改善していく」としている。

 県産米の検査を巡り県は2015(平成27)年産以降、基準値を超えていないことから全量全袋検査を緩和し今年から抽出検査に切り替えた。避難指示が出るなどした12市町村では全量全袋検査を継続している。