古関裕而を『野球殿堂』へ推薦 「特別表彰」入りへ3年連続

 

 福島市出身の作曲家古関裕而の野球殿堂入りを目指す「古関裕而氏の野球殿堂入りを実現する会」は9日、本年度も野球殿堂博物館(東京)へ推薦書を提出することを決めた。野球の普及発展に貢献した人を対象とする「特別表彰」入りへの提出は3年連続で、昨年度は候補者10人の中に選ばれた。市役所で開いた会議で提出を決めた。

 古関は「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」などを手掛けた。モデルのNHK朝ドラ「エール」で野球や応援歌への関わりが描かれた。推薦書では「(古関の)応援歌は歌い継がれ(中略)野球が国民的スポーツに発展」したとし「古関の古里で2021年に東京五輪野球競技が行われる機会の殿堂入り実現が時宜を得ている」とした。

 会長の木幡浩市長は「朝ドラ『エール』はコロナ禍で励ましと勇気を与えてくれた。古関への熱い思いを伝え、殿堂入りを実現させたい」と語った。同会事務局が近く同博物館に推薦書を提出する。今月下旬に特別表彰の候補者10人が決まり、来年1月中旬に選考委員会が開かれ、75%以上の得票が必要となる。野球殿堂表彰には選手らが対象の「競技者表彰」もある。