木綿豆腐の搾り汁、ハンドクリームに 棚倉の大椙食品開発・販売

 
完成したオーガニックハンドクリーム

 棚倉町の豆腐店「大椙食品」は、木綿豆腐を作る際に出る搾り汁を活用したハンドクリームを作った。名称は「オーガニックハンドクリーム TOFU(トウフ)」。大椙広社長(36)は「コロナ禍で手を消毒するようになり手荒れをする人が増えたと聞く。これから冬に入り寒くなる中、潤ってもらえれば」とPRしている。14日から同店で販売する。

 大椙社長によると、木綿豆腐の搾り汁は1日平均で20~30リットルに上り、廃棄していたという。亡くなった祖母が搾り汁で手や顔を洗っていたこと、さらに以前勤めていた百貨店で化粧品を販売する階を担当した経験を踏まえ「大豆の成分が肌に良いのではないか」と思い立ち、搾り汁を使った化粧品の開発を決めた。

 東京都内で今年2月に開かれた商談会で、愛知県で化粧品の開発・販売を手掛ける会社「バナナ」と出合い開発に着手。同社と協力して搾り汁の成分を調べたところ、保湿成分が高いとされるアミノ酸を多く含んでいることが分かった。

 ハンドクリームは18~24日に郡山市のうすい百貨店でも販売される。このほか全国展開するアパレルショップ「アーバンリサーチ」で取り扱っている。問い合わせは大椙食品(電話0247・33・3403)へ。