新型コロナ、伊達市議「感染」確認 福島県、南相馬・東電社員も

 

 伊達市と伊達市議会は12日、50代の男性市議の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。11日に陽性と判明した。中等症で入院中。同市で初の感染確認となった。議員の感染確認は県内初とみられる。

 男性市議は10月31日に咽頭痛の症状が現れ、今月6日以降、発熱が続いていた。同日は公務で市役所を訪れ、マスクを着け職員8人と20分ほど打ち合わせをした。市によると、職員は濃厚接触者に当たらず、異常も確認されていない。現時点で感染経路は不明だが、10月24、25日に宮城県に滞在していた。高橋一由議長は12日、全市議に17日までの活動自粛を要請した。

 一方、東京電力は12日、南相馬市の東電福島復興本社復興推進室に勤務する50代の男性社員の感染を確認したと発表。男性に外部や第1、第2原発の作業員との接触はなく、廃炉作業に影響はないとしている。

 東電によると、男性は忌引のため10月30日から勤務しておらず、県外に滞在。今月10日夜、自家用車で同市の単身寮に戻った。11日に発熱の症状が現れ、12日にPCR検査で陽性が判明した。県内の医療機関に入院している。

 このほか、県は11日の判明分として男性市議に加え、いわき市に住む60代の無職男性の感染を確認したと発表した。男性は県外陽性者の濃厚接触者で、症状はなく入院中。県内の感染確認は計422人となった。

 また県は、いわき市に住む30代の会社員男性が県外陽性者の接触者として県外で受けた検査で陽性となったと明らかにした。無症状で、県内の医療機関に入院中。感染確認が県外のため本県の患者数・入院者数に含めないとしている。

 県は、11日までに1人が退院したとも発表した。入院中は35人で、重症は1人減り2人となった。4人が宿泊療養中。