「相乗り型タクシー」実証開始 若松、高齢者の移動手段確保へ

 
実証実験が始まった相乗り型タクシー

 路線バスが走っていない地域で高齢者の移動手段を確保する「相乗り型タクシー」の実証実験が12日、会津若松市で始まった。スマートフォンの専用アプリを使い、行き先や乗りたい時間が合う利用者同士が相乗りする方式。

 相乗り型タクシーは同市の金川、田園両町の住民が対象で、高齢者向けスマホ教室を開き準備を進めてきた。使用するアプリは、アルプスアルパイン(東京都)が開発・設計を担当。利用者同士がチャットできる機能があり、「○○に行きますがどうですか」「何時に出発しますか」などのやりとりで相乗りする人を決める。アプリでタクシー会社に連絡したり、料金の割り勘を計算したりもできる。

 初日は利用者約20人が金川町児童会館に集まり、アプリ操作を確認した後、手配したタクシー2台で近くの温泉へと向かった。利用した女性(70)は「アプリを入れてもらったらそう難しくなかった」と話した。