不正に車検更新疑いでいわきの整備工場社長ら逮捕 いわき東署

 

 法定検査をせず、不正に車検証の更新手続きをする「ペーパー車検」をするなどしたとして、いわき東署は12日、虚偽有印公文書作成・同行使や道路運送車両法違反などの疑いで、いわき市、自動車整備工場社長、容疑者男(48)ら3人を逮捕した。

 ほかに逮捕されたのは、同社従業員、男(46)=同市=と、運送会社社長、男(47)=同市=の両容疑者。

 逮捕容疑は共謀して昨年7月18日ごろ、47歳容疑者男の運送会社が所有する大型トラック1台の法定検査をしたかのように装って虚偽の保安基準適合証を作成し、不正に車検証を更新した疑い。

 県警によると、大型トラックは当時、故障して会津地方にあり、整備工場には持ち込んでいなかったという。福島運輸支局が不審に思い、県警に相談した。

 46歳容疑者男は自動車検査員の資格がある「みなし公務員」。ほかに同整備工場の元従業員の20代男性も関わった疑いがあり、任意で事情を聴いている。

 3人はいずれも容疑を認め、47歳容疑者男は「車検切れの車両を名義変更するために依頼した」と供述しているという。

 東北運輸局は3月31日付で、同社の指定工場の取り消し処分を決めた。

 いわき東署は県警交通指導課と捜査した。