「中合空きビル」12月15日オープン!いちい街なか店など1階に

 

 福島市は13日、8月に閉店した中合福島店の入居していた空きビル(辰巳屋ビル)を活用する商業施設と交流・展示施設を12月15日にオープンさせると発表した。1階はスーパー「いちい」(福島市)が入居し「いちい街なか店」として営業。2階は同市出身の作曲家古関裕而がテーマの展示などを備えた「福島市街なか交流館」とする。

 木幡浩市長が臨時記者会見で発表した。1階は「スーパーマーケット」、地元の農産物や特産品を扱う「福島の名産品」、定期開催の「物産展」、ハンバーガーチェーン「モスバーガー」(来年1月オープン)の4エリア。スーパーはいちいの各種店舗の特長を生かした品ぞろえとし、JAふくしま未来、市内の飲食店などと連携する。物産展は12月が本県(15~20日)と北海道(23~29日)、年明けは九州を予定する。

 2階は福島まちづくりセンターに運営を委託。古関裕而に関する展示、震災と原発事故からの復興の様子を紹介するパネル展を開催する「常設展示スペース」、一般に貸し出してイベントなどの会場に利用できる「多目的交流スペース」を設ける。1階、2階とも活用する期間は2022年2月末まで。元日を除いて毎日営業・開館する。

 中合はJR福島駅東口周辺の大規模な再開発に伴い閉店し、辰巳屋ビルの解体は22年春に始まる予定。施設はビル解体までの暫定利用で、街の活性化につなげる狙い。

 木幡市長は「日常的な買い物だけでなく物産展や土産物もあり、観光客に対応できる。駅前ににぎわいをつくる良い材料で、今後も協力して活性化を図る」と語った。いちいの伊藤信弘社長は自社と中合の関わりを踏まえ「中合閉店を残念に思い、活用に関わって役に立ちたかった」と出店への思いをを明かし「いちいの持っている全てをつぎ込んでいく」と決意を語った。