「うるしの日」祈願祭、漆器業界の発展誓う 会津漆器協同組合

 
先人への感謝と業界発展の願いを込め玉串をささげる高瀬理事長

 会津漆器協同組合は「うるしの日」となっている13日、会津若松市の県伝統産業会館屋上で祈願祭を行った。漆を伝統文化に育ててきた先人に感謝し、会津漆器業界の発展を願った。

 組合員や関係者ら約30人が出席。屋上にあるほこらの前で神事を行った後、高瀬淳理事長らが次々に玉串をささげた。高瀬理事長は「新型コロナウイルス禍だが、戊辰戦争から復活した先人にならい苦難を乗り越えていこう」とあいさつした。長谷川健二郎市観光商工部長、樋川誠市議会副議長が祝辞を述べた。

 先立って東北経済産業局長表彰の表彰式も行われ、会津塗伝統工芸士として後継者育成など産地振興にも貢献した小松茂夫さん、産地の後継者として産業振興に役割を果たした照井克弘さんに高瀬理事長から表彰状が贈られた。

 うるしの日は、文徳天皇の第一皇子惟喬親王が虚空蔵菩薩から漆器製造法を伝授されたとの言い伝えに由来し、満願の日の11月13日と定められている。