神社に響く奉納太鼓、例大祭に代わり 福島・飯坂小児童が披露

 
奉納太鼓を披露する児童ら

 福島市飯坂町の飯坂小祭り太鼓クラブは14日、地元の八幡神社で奉納太鼓を披露した。児童らは勇壮な音色を響かせ、境内は祭りの風情に包まれた。

 同クラブは毎年、日本三大けんか祭りの一つ「飯坂けんか祭り」で知られる同神社例大祭の開幕を太鼓演奏の奉納で盛り上げている。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で例大祭の内容が大幅に縮小され、出番がなくなった。

 「屋外でけんか祭りと同じように太鼓の演奏をしてみたい」という同クラブの子どもたちの思いを、指導に当たる飯坂八幡神社祭り太鼓保存会の武山英樹さんらメンバーらがバックアップ、同神社での太鼓演奏がかなった。

 奉納太鼓では、鉢巻きにたすき掛け、はかま姿の児童17人が大勢の保護者らを前に、堂々と伝統の太鼓演奏を繰り広げ、大きな拍手が送られた。

 同クラブ部長の男子(12)は「太鼓演奏の出来は良かった。お祭りの雰囲気を味わうことができてうれしかった」と喜んだ。