70年前のチラシきっかけ...古関裕而作曲「郡山さくら音頭」復活

 
古関裕而が作曲した「郡山さくら音頭」を70年ぶりに披露する藤蔭流三藤会の会員ら =郡山市

 郡山市のさくら通り商店街振興組合(杉山隆彦理事長)は15日、同市のメグレズホールで、福島市出身の作曲家古関裕而が作曲した「郡山さくら音頭」の復活発表会を開き、長い間忘れ去られていた楽曲が70年ぶりによみがえった。福島民友新聞社などの後援。

 音頭復活のきっかけは数年前、同組合の佐藤真一前組合長の自宅から見つかった一枚のチラシだった。チラシは1950年4月に開かれた同音頭の発表会のために作られたもので音頭の歌詞や楽譜、踊り方のイラストが描かれており、公募で選ばれた詞に古関が曲を付けたものだと分かった。

 いまでは披露される機会がなくなったことから、NHK朝ドラ「エール」の放映に合わせて復活を目指すことにした。

 日大工学部出身で歌手の平田輝さんや、帝京安積高和太鼓部などの協力を得て曲を録音し、この日の発表会を迎えた。ステージでは、軽快な曲調に合わせて藤蔭流三藤会の会員ら15人が優雅な踊りを披露。来場者らもそれぞれの席で一緒に踊るなど復活を祝った。

 同組合は今後、地域のイベントなどで音頭を広く活用してもらえるようPRしていくという。