「濃度低減」基準を下回る 東京電力、第1原発の処理水再浄化

 

 東京電力は16日、福島第1原発で保管している処理水のうち、トリチウム以外の放射性物質を高濃度で含む約2000トンの再浄化(2次処理)の結果を公表した。8核種の濃度を先行で公表していた約1000トンは、ほかの52核種などを加えた濃度でも約6875分の1に低減し、国の基準を下回った。再浄化前は基準の2406倍だった。

 分析に時間がかかる残りの2核種を含めた結果は、12月にも発表する。これらを加えた除去対象62核種などの濃度も基準を下回ることが濃厚とみられる。

 東電は、別の約1000トンを再浄化した結果も発表。8核種の濃度が基準の351倍だった処理水は、約7165分の1に低減し、基準を下回った。ほかの54核種などは分析中で、来年1月に公表する予定。