福島空港で航空産業創出へ 研究会発足、空飛ぶクルマ活用提言

 

 福島空港を活用し次世代の航空産業の創出を目指す「福島シェアリング・モビリティ研究会」が17日、発足した。福島イノベーション・コースト構想と連携しながら同空港を拠点に産業用ドローンや「空飛ぶクルマ」などの実用化に向けた検討を進め、新たなビジネスモデルを構築する。来年度にも関連企業の誘致や環境整備などについて国や県に提言する。

 研究会は、県内外の産業、行政、民間事業者、大学などで構成。本県を「空の産業革命」とされるドローンや空飛ぶクルマの先進地とするため、人の移動や物流などでの活用の在り方を探る。ビジネス・プライベートジェット事業や、高度医療を受ける必要のある患者を搬送するメディカルジェット事業、航空物流拠点事業などで福島空港の活用も検討していく。

 郡山市で同日、第1回研究会が開かれ、設立発起人代表の福井邦顕日本全薬工業会長が「イノベ構想と福島空港の利活用を進め、これからの新技術や製品の社会実装を進めていきたい」とあいさつした。鈴木真二福島ロボットテストフィールド所長や秋本修日本無人機運行管理コンソーシアム事務局長らが講演した。