「多くが楽しめる音楽会に」 二本松の児童、生徒ら22日ライブ配信

 
音楽会本番に向けて練習に励む団員ら

 第7回子どもに贈る音楽会は22日午後2時から、無観客で行われ、動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用してライブ配信される。出演する小中学生と高校生らは「コロナ禍の中でも多くの人に楽しんでもらえる演奏会にしたい」と練習に励む。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した浪江町や、二本松市の子どもたちにプロのオーケストラ演奏を楽しんでもらおうと2014(平成26)年に始まった。今年は新型コロナウイルス感染症で公演を見送ったが、これまで支えてくれた企業などへの感謝を込め、オンラインで演奏を届ける。

 同市の小中学生と高校生らでつくる福島しあわせ運べるように合唱団などの創作朗読劇「群青~あお」をはじめ、地元のトランペット奏者Nobyさんとビッグバンドファジーネーブルのステージを繰り広げる。

 朗読劇は、小学2年の時に原発事故で避難した浪江町の住人が体験を元に原作したオリジナル劇。同合唱団の団員は小高、浪江両中生がそれぞれ作詞した「群青」や「未来の光へ」などを挿入歌として歌う。

 夏から初披露となる劇の練習を始め、毎週土曜日に4時間にわたって稽古に励んだ。7、14両日は通し練習を行い、小学2年から大学2年までの33人が動きや演奏を確かめながら、劇の仕上げに取り組んだ。

 部長の生徒(安達高2年)と二本松二中3年の生徒、安達中3年の生徒は「皆さんに楽しんでもらえるよう練習してきた。新型コロナを吹き飛ばせるように歌いたい」と話した。

 配信はhttps://youtu.be/OoiQr3QQxKsを入力すると視聴できる。問い合わせは事務局へ。