会津桐の「玉植苗」試験植栽 三島、生産拡大で産地PRへ

 
会津桐の玉植苗を植栽する会津農林高生ら

 会津桐の生産拡大に向け、県会津農林事務所や会津地方の高校、企業などでつくる会津桐苗生産プロジェクトチームは17日、三島町宮下の借地で桐苗の新しい植栽技術「玉植苗」を試験植栽した。

 同事務所によると、本県は日本一の桐の生産量を誇るが、2011(平成23)年から桐苗の生産者がおらず、資源が減少しつつある。

 県林業研究センターが植栽の手間を減らし、病気が広がらない玉植苗を開発した。資源回復のために生産者育成を進めている。

 試験植栽には会津農林高(会津坂下町)、斎藤桐材店(会津若松市)、佐久間建設工業(三島町)、ファーム年樹(喜多方市)、同事務所、同センターから約25人が参加した。

 各自で生産した玉植苗24本を植えた。雪解け後に除草などを行い、経過観察するとともに植栽を継続する見通し。

 同事務所は「桐の産地を一層アピールするため、将来は植栽した桐の花で観光客を迎えたい」と構想を練っている。