「オタネニンジン」味わって!会津3市町、21年1月までフェア

 
薬膳古川で提供している「薬膳鍋コース」

 会津地方で300年以上前から栽培されてきたオタネニンジン(御種人参=高麗人参)の認知度向上や消費拡大を目指す「おたねにんじんフェア」が20日、会津若松、喜多方、会津美里の3市町の飲食店16店舗で始まった。オタネニンジンを使った食事やデザートなどバラエティー豊富なメニューが提供されている。来年1月17日まで。県会津地方振興局の主催。

 オタネニンジンは「漢方の王様」「不老の霊薬」ともいわれ、高麗人参のほか会津人参や朝鮮人参の名でも呼ばれる。8代将軍徳川吉宗が朝鮮半島から輸入した種を各地の大名に分け与えたことが「御種(おたね)」の由来で、栽培地として許可されたのは会津、信州(長野)、出雲(島根)のみ。会津藩は全国唯一の人参奉行所を設置、栽培・収穫・製造を一括管理してきた。

 フェアは昨年に続き2回目。会津若松市東山温泉の料理旅館「今昔亭」では20日から来年2月28日まで、「おたねにんじんの薬膳鍋」を選ぶことができる。同市芦ノ牧温泉の「大川荘」では20日から来年1月31日まで、「會津おたねにんじん薬膳スープ」の予約ができる。リオン・ドールの門田、会津アピオ、滝沢、坂下、猪苗代、喜多方西の6店舗では12月1~14日までオタネニンジンを販売する。