郡山・星総合病院跡地に「複合施設」建設へ 保育施設など入居

 
複合施設の建設が計画されている郡山市大町の旧星総合病院

 郡山市の星総合病院は、同市大町の病院跡地に子どもの保育施設や高齢者向け住宅などを備えた、多世代交流のための複合施設を建設する方針を固めた。来年3月をめどに構想をまとめて基本計画を作り、早ければ2024年度中の完成を目指す。

 星総合病院は、老朽化で移転が計画されている県立乳児院の指定管理候補者に選ばれており、乳児院も複合施設の一部として整備する見通し。複合施設には、乳児院のほかに、保育施設や高齢者向け住居、地域のコミュニティースペースなどを整備する予定。医療や介護、福祉面での支援機能も備える。

 病院跡地は約5100平方メートル。現在4棟ある建物を解体し、6~8階程度の施設1棟の建設を見込んでいる。現時点での予定では、本年度中に基本計画をまとめた後、21年度に設計、22年度に旧施設の解体工事に着手。23年度から建設工事に取り掛かり、24年度中の完成を目指す。

 同病院は、13年1月、現在の同市向河原町に移設した。同市中心部にある旧病院は東日本大震災で損壊したが、震災後の公費解体の対象外とされて当時のまま残され、跡地の活用が注目されていた。