後世に継承へ...保存団体が神楽の映像記録 二本松で民俗芸能研修会

 
継承者の技術向上に向け、太々神楽を撮影した研修会

 NPO法人民俗芸能を継承するふくしまの会は21日、二本松市で本年度の継承者研修会を始めた。本年度は太々神楽がテーマで、県内五つの保存団体の神楽を映像に記録し、各団体に配布することで芸能の伝承や若手の指導などに役立てる。他地域の踊り方を参考にしながら、各団体の技術向上にもつなげてもらう。

 研修会は、民俗芸能を継承する担い手の踊りの技術をはじめ、後継者への指導力を向上させ、芸能を後世に正しく引き継ぐのが狙い。同NPOが県の民俗芸能サポート事業の委託を受け、2015(平成27)年度から実施している。

 21日は5団体のうち、福島市の金沢黒沼神社の十二神楽保存会、会津美里町の伊佐須美神社太々神楽保存会の芸能を撮影した。参加団体の踊りなどを撮影した映像はDVDにして、参加者全員に配布する。各団体は映像を見ながら研修を深め、同NPOの専門家の助言も受けながら、改善点などをまとめる。

 22日には、田村市の大倉太々神楽保存会と板橋太々神楽保存会、二本松市の原瀬諏訪神社太々神楽保存会の神楽を記録する。