「渡部恒三伝」待望の出版!生涯をつづる 次代へ託す魂の遺言

 
出版された「渡部恒三伝」

 元衆院副議長で8月に88歳で死去した南会津町出身の渡部恒三さんの生涯をつづった「渡部恒三伝―次代へと託す、魂の遺言」が、論創社から発行された。全国の書店、ネット書店で販売している。

 生前、恒三さんから「俺の本を出してくれ」と頼まれ、出版委員長として奔走した元磐梯町長の鈴木政英さん(74)は「恒三さんの遺志をかなえることができた」と感慨深げだ。

 著者は会津若松市出身で「最後の会津人伊東正義 政治は人なり」「我天に恥じず 保守政治家八田貞義」などを著した作家笠井尚(たかし)さん(喜多方市)。

 著書では、通産相や厚生相などを務め、国政に大きな足跡を残した渡部さんの生い立ちから政治家としての歩み、政治信条とした「二大政党論」などを紹介している。

 鈴木さんと和田洋子さん(元参院議員)佐藤雄平さん(前知事)古川洋一郎さん(元県議)瓜生信一郎さん(県議)杉原稔さん(元県議)鑓水政芳さん(元西郷村議)ら昔からの支援者が出版委員会のメンバーとなり、2年半前から準備を進めてきたという。

 11月には恒三さんが出席しての出版記念パーティーを予定していたが、死去に伴って見送りになった。鈴木さんは「恒三さんを支えてくれた人たちが集まって出版できた」と感無量の様子だ。

 出版本は1600円(税別)。問い合わせは論創社(電話03・3264・5254)へ。