ブドウ栽培技術を奨励 会津若松で水稲生産者向けにセミナー

 
梶内さんのハウスを現地確認する参加者

 水稲育苗を行う水稲生産者にブドウ栽培を奨励する「あなたもできる!水稲育苗ハウスを活用したブドウ栽培セミナー」は7日、会津若松市八田地区交流センターや実証ハウスで開かれ、参加者が水稲とブドウを組み合わせるノウハウを学んだ。

 県会津農林事務所の主催で、産地強化を図る「アグリふくしま革新技術加速化推進事業」の一環。ブドウは水稲作業と競合が少ない上、水稲育苗ハウスに簡易な改修を加えるだけで水稲育苗と平行して栽培できる。初期導入費用を抑えて所得向上を目指そうと、県が普及を図っている。

 セミナーには水稲生産者や栽培希望者のほか、関係機関団体などから約40人が参加。同事務所が11月に作成した「水稲育苗ハウスでブドウを栽培する手引き」に沿って植栽前の準備や1年目、2年目の管理、病害虫防除が説明された後、昨年からブドウ3種を栽培する梶内徳仁(のりひと)さん(37)方の水稲育苗ハウスでブドウ栽培の様子を現地確認した。

 梶内さんは「不安もあったが、余裕を持って作業ができた。力仕事がないし、腰や膝の曲げ伸ばしもないので女性や高齢者も始められると思う」と語った。参加者らは芽傷処理の仕方などを熱心に質問した。