写真掲載数で目指せギネス!2021年「白河オンラインだるま市」

 
「新しい伝統の一歩にしたい」と話す渡辺さん

 10月に中止が発表された白河市の初春の風物詩「白河だるま市」。戦時中や震災時にもつないだ伝統を守ろうと、白河だるま総本舗や販売委員などでつくる白河だるま事業協同組合は来年2月11日に「白河"オンライン"だるま市」を開催することを決めた。

 白河だるま市を主催する白河まつり振興会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に来年のだるま市を中止とした。組合は、感染拡大に配慮し、オンラインという新たな形で伝統を継承する。牛やアマビエなど50種類のだるまのほか、地域の事業者が手掛ける甘酒やこんにゃくなども販売を予定している。

 オンラインだるま市の目玉はギネス記録への挑戦。参加者は、フェイスブックで「白河オンラインだるま市」のページにだるまの写真を掲載し、1時間以内の写真掲載数で世界記録に挑戦する。そのほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」でダルライザーや地域事業者のトークなどを生配信する。

 白河だるま総本舗14代目の渡辺高章さん(28)は「だるまに1年の安全を祈る文化を途絶えさせたくない。福島から全国に元気を発信し、伝統の一歩にしたい」と、準備を進める。

 支援金募る

 白河だるま事業協同組合は、ギネス記録挑戦にかかる費用をクラウドファンディングで募っている。1万円の支援金で、名前入りのギネス認定証と、限定だるまが返礼品として後日送付される。