「活動奨励賞」に県立博物館・高橋さん 県内関係者で初受賞

 

 県立博物館(会津若松市)の専門学芸員高橋満さん(50)が、日本博物館協会の本年度の博物館活動奨励賞を受賞した。同賞の受賞は県内関係者で初めて。

 博物館活動奨励賞は、毎月発行している協会の機関誌「博物館研究」に掲載された論文から、年度ごとに優秀な作品を選び、表彰している。本年度は高橋さんのほか、北杜市オオムラサキセンター(山梨県)の冨樫和孝さんが受賞した。

 高橋さんの受賞作は、昨年の7月号に掲載された「博物館における震災の継承―震災遺産保全のケーススタディ」。

 東日本大震災直後に富岡町の災害対策本部が設置された町文化交流センターの調査を紹介、収集した資料の保存や活用について論じた。高橋さんは「取り組みが認められたのは、うれしい。今後、保存した資料の意味を掘り下げ、展示に生かしていきたい」と話した。