福島県内「タクシー」値上げへ 処遇改善や燃料費・車両代高騰

 

 東北運輸局は、県内のタクシー会社から受けていた運賃値上げ申請について、「値上げが必要」と判定した。同運輸局が11日、発表した。

 今後、値上げ額の検討に入り、県内全域のタクシー運賃を決める。運賃改定が決まれば、消費税率引き上げを除くと2007(平成19)年12月以来となる。

 現行料金は、小型車の初乗り運賃が1キロまで520円、加算料金が277メートルごとに90円。中型車の初乗り運賃は1キロまで530円、加算料金が223メートルごとに90円となっている。県内のタクシー会社から19年3月に従業員の処遇改善や燃料費、車両代高騰などの理由で値上げ申請を受け、県内各社から値上げ申請を受け付けた。

 県内のタクシー会社が保有する2316台のうち、7割を超える2054台を持つ89社から申請を受けたことから、運賃改定を審査していた。

 値上げ申請の内容では、小型と中型車を統合して車種区分を普通車とするほか、普通車の初乗り運賃を800メートル~1キロまで500~640円とし、226~435メートルごとに90~120円の加算を要請している。