「パラの力全国に」 会津若松で山本選手、海外事例を紹介

 
講演する山本さん

 県と県人権啓発活動ネットワーク協議会は12日、会津若松市の会津若松ザベリオ学園で、障害のあるアスリートを招いたイベント「あすチャレ!Academy」を開いた。東京パラリンピック出場を目指すパラ・パワーリフティング選手の山本恵理さんが講演し、障害者スポーツの意義や楽しみ方を紹介した。

 山本さんは、カナダでの留学体験から見えた海外と日本の違いや、障害を取り巻く日本の現状などを伝える活動を続けている。

 講演では、パラリンピックを開催することで、障害のある人を尊重する共生社会の推進につながったという海外の事例を紹介。「パラリンピックは大きなものを与えてくれる。それは東京だけでなく、日本全国にもたらされるべきだ」と力を込めた。

 新型コロナウイルスによって、日常生活が制限されている社会状況に言及。「皆さんの今の状況は、パラアスリートの障害のあることと似ている。今できることに着目し、伸ばしていこうとするパラアスリートの考え方を役立ててほしい」と話した。