伊達市がPCR検査費一部助成へ 帰省する高校生以上の市民対象
伊達市は、県外から帰省する高校生以上の市民を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査費の一部を助成する方向で調整していることが14日、関係者への取材で分かった。15日にも、関連予算約1200万円を専決処分するとみられる。
関係者らによると、助成希望者が支払った検査費について、2万円を上限に補助するとみられる。県外の市民に対するPCR検査実施を巡っては10月19日、同市の県美容業生活衛生同業組合保原支部が、市民らから集めた署名4800筆を須田博行市長に提出していた。署名での対象は成人式出席者としていたが、市は全国的に感染が広がっている状況を踏まえて拡大したとみられる。
同市では14日までに、18人の感染が確認されている。
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