タンク内に53歳男性が落下し死亡 いわき・勿来IGCCパワー
15日午前8時45分ごろ、いわき市、勿来IGCCパワー合同会社の発電設備の建屋内で、いわき市、協力会社の会社員、男性(53)が石炭の粉末をためるタンク内に落下した。男性は市内の病院に搬送され、約2時間45分後に死亡が確認された。
いわき南署や同社などによると、男性は高さ約13メートル、直径約4メートルのタンクにたまった石炭の粉末をバキュームで除去する作業をしていたという。男性はすり鉢状のタンクの底にたまった粉末の中から意識不明の状態で発見された。同署は労災事故として原因を調べている。
IGCCは石炭ガス化複合発電の略称。2017(平成29)年4月に発電設備の建設が始まり、現在は稼働に向けた試運転を終え、メンテナンス作業が行われている。
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