あさか野窯、民工芸部門で最高賞 全国推奨観光土産品審査会

 
「combination ビアタンブラー」

 日本商工会議所と全国観光土産品連盟は18日、第61回全国推奨観光土産品審査会で入賞した全国の優れた35品を発表した。あさか野窯(郡山市)の「combination(コンビネーション) ビアタンブラー」が民工芸部門の最高賞に当たる経済産業大臣賞を受賞した。あさか野窯の志賀喜宏代表(60)は「これまでのものづくりのやり方が正解だったと証明されたようで、うれしい」と話している。

 観光土産品の育成や発掘を狙いに毎年行っており、菓子、食品、民工芸、グローバルの4部門に419社から766品が出品された。受賞したビアタンブラーは郡山産の陶土で作った陶器と、会津漆器の木工品を上下に組み合わせたユニークな作品。志賀さんが会津の木工職人と共同制作した。

 志賀さんは浪江町で大堀相馬焼の窯元として制作に当たっていたが、震災と原発事故で避難。その後、郡山市にあさか野窯を構え、新天地で再スタートしていた。志賀さんは「陶器と漆器の垣根を越えた作品。新しいジャンルの工芸品の可能性を模索しながら、販路の拡大などにつなげていきたい」と意欲を語った。

 ビアタンブラーは1万5400円。問い合わせはあさか野窯(電話024・973・6320)へ。