福島西部病院、患者や職員27人感染 新型コロナ、院内感染の疑い

 

 福島市は19日、同市の福島西部病院で入院患者や職員ら計27人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。市は院内感染が起きた疑いがあるとみて調査しており、感染者はさらに増える可能性がある。クラスター(感染者集団)に認定されれば県内最多となる。

 病院では、体調不良を訴えた職員が18日にPCR検査を受け、陽性と判明。市が職員と接触したとみられる患者や職員の検査を進めていた。今後、職員の家族なども検査する見込み。

 病院は19日、外来、歯科、救急の診療や健診センターの健康診断を休止した。市は20日午前11時から市役所で市医師会と合同で記者会見し、詳細を説明する。感染症対策の徹底を「警報」として出すことを検討しており、県と連携した対策も講じる。今月から来年1月にかけて主催する行事も大幅に変更する予定。

 福島西部病院は医療法人社団敬愛会が運営し、一般病床99床。総合内科、腎臓高血圧・糖尿病・内分泌代謝内科、消化器内科、外科、消化器外科、婦人科、泌尿器科、歯科の診察を行っている。福島市の2次救急医療機関として救急患者を受け入れている。西部病院健診センターが隣接している。

 新たに14人感染、県内計723人に

 県は19日、福島西部病院を除き県内で新たに14人の感染を確認したと発表した。いずれも18日に陽性が判明した。県内の感染確認は700人を超え、723人となった。

 また、18日までに8人が退院したとも発表した。入院者(予定含む)133人のうち、重症は5人。9人が宿泊療養中。