伝統の「上川崎和紙」で卒業証書 川崎小6年生が和紙すき挑戦

 
地元に伝わる和紙の卒業証書を自ら手すきする児童ら

 二本松市の川崎小の6年生19人は8日、同市の道の駅安達「智恵子の里」上り線内の市和紙伝承館で、地元の伝統的工芸品「上川崎和紙」で卒業証書を作る手すき体験に取り組んだ。

 同校は、校章のすかしを入れた上川崎和紙の卒業証書を毎年贈っている。すかしを入れるのは難しい作業だが、児童でもできる簡易的な技術を同館に開発してもらい、昨年度から児童が自分の卒業証書を手すきする取り組みを始めた。

 児童は、同館の遠藤哲也店長、地域おこし協力隊員の菅野公幸さんらの指導で紙すきに挑戦。5年生の時にはがきサイズの和紙をすいた経験を思い出しながら、簀桁(すけた)を和紙の原料のコウゾが入った漉(す)き舟(ふね)につけるなどして、卒業証書を完成させた。