郡山・清田さん、兄の背中追い角界へ 大相撲・出羽海部屋入門

 
兄の純平さんに続き、出羽海部屋に入門する涼平さん

 「憧れの兄を超え、関取を目指したい」。郡山市の郡山相撲愛好会に所属する清田涼平さん(15)=郡山一中3年=が大相撲の出羽海部屋に入門する。稽古に励み、来年3月の新弟子検査合格を目指す。

 出羽海部屋には、涼平さんの目標でもある兄純平さん(17)が入門しており、「清田」のしこ名で関取昇進に向けて稽古を続けている。幼いころから純平さんの背中を追い掛けてきた涼平さんにとって、2019年に純平さんが大相撲の世界に飛び込んだことは大きな刺激となった。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、県中学校体育大会が中止となるなど、実戦の機会は減ったが、「大相撲の舞台で活躍する」と気持ちを切り替えて体力づくりや体を大きくする稽古に集中的に取り組んできた。苦手だった股割りを克服、体重も昨年から10キロ以上増え、新弟子検査の基準である65キロを上回る72キロにまで増えた。

 取組では「対戦しても相手から押されないようになってきた」と下半身の安定感を実感しているという。得意技は、兄と同じ上手投げ。同部屋出身で幕下力士だった同会代表の父敦(おさむ)さん(51)は「小さいころからずっと相撲を見ていた。立ち合いや間の取り方は目を張るものがある。指導者が変わって、どう成長するのか楽しみ」などと期待を寄せる。

 憧れの力士は、「押し相撲で押されないところがすごい」という同部屋の関脇御嶽海。「押し負けない相撲を取り、(大相撲で活躍する福島市出身の)大波三兄弟のように『清田兄弟』と言ってもらえるように頑張りたい」と意気込む。兄弟関取として角界で活躍する夢を実現し、地元に元気を与えたいという。