福島県、新たに「3人」感染確認 新型コロナ、病床使用34.3%

 

 県と東京電力は22日、県内で新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。福島市の80代男性と相馬市の20代男性の2人は21日に、東電福島第2原発に勤務する県内在住の50代の警備員男性は22日に陽性と判明した。県内の感染確認は計759人となった。

 東電によると、県内原発での感染確認は初めて。男性は親族の葬儀のため8~14日に県外に出ていたという。第1原発との往来はなく、東電は「廃炉作業に影響はない」としている。男性と接触のあった第2原発の作業員らは自宅待機となった。

 一方、21日の県内の感染者は、福島市が既に発表している2人を含め計4人。同市の男性は県内陽性者の濃厚接触者で、相馬市の男性は現時点で感染経路が不明という。福島市が発表した2人のうち、福島西部病院の職員は二本松市に住む30代の看護師女性、福島赤十字病院の職員は桑折町に住む30代の看護師男性だった。

 福島赤十字病院での感染確認は6人目で、県も市と同様、院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。クラスターは県内20件目、今月に入ってからは7件目。福島西部病院のクラスターは計33人に拡大した。

 県は、21日までに10人が退院、2人が宿泊療養施設を退所したとも発表した。同日現在の入院者(予定含む)は161人で、確保病床469床に占める使用率は34.3%。重症は5人で、13人が宿泊療養中。