福島県23人感染...4人は県警職員 新型コロナ、高齢者3人死亡

 

 県は23日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた70代と90代の男性、80代女性の計3人が死亡したと発表した。入院中の患者の死亡は計14人となった。80代女性は18日、90代男性は21日、70代男性は22日に死亡した。県は県内で新たに23人の感染を確認したとも発表。いずれも22日に陽性と判明した。このうち福島市の男性4人は県警本部職員で、県警内での感染者は計5人となった。県内の感染確認は計782人。

 感染が確認された県警職員は20代3人と30代1人で、19日に感染が確認された20代の男性職員の濃厚接触者。県警は職員の所属を明らかにしていない。一般人に応対する業務は担当しておらず、18日以降は勤務していないという。県警は感染した職員と接触した可能性がある職員を自宅待機させている。市保健所が、クラスター(感染者集団)に当たるかどうかを判断するため感染経路の特定を進めている。

 また、福島市の20代女性と二本松市の40代女性はクラスター化した福島西部病院(福島市)の職員で、同病院のクラスターは計35人に拡大した。

 このほか、福島市の10歳未満~80代の男女14人、いわき市に住む会社員の40代女性と50代男性、桑折町の10代女性の計17人の感染が確認された。このうち5人の感染経路が分かっていない。

 また、東京電力が22日に感染を発表した福島第2原発の50代の警備員男性は、楢葉町在住だった。

 県は、22日までに18人が退院し、5人が宿泊療養所を退所したとも発表した。同日現在の入院者(予定含む)は167人で、確保病床469床に占める使用率は35.6%。重症は6人で、8人が宿泊療養中。