車から子どもを守れ!キッズゾーン 広野、福島県内で初設置へ

 
キッズゾーンが設置される町道

 広野町が来年1月にも、町内の保育施設周辺の道路でドライバーに注意を呼び掛ける「キッズゾーン」を設置することが24日、町への取材で分かった。町によると、キッズゾーンの設置は県内で初めて。

 キッズゾーンは、昨年5月に大津市で車2台が衝突し保育園児ら16人が死傷した事故などを受け、国が全国の自治体に設置を検討するよう促している。町は、同町中央台地区を中心に幼保連携型認定こども園や中高一貫校「ふたば未来学園」、広野小、広野中が集中している環境を考慮。復興関連事業で交通量が増加傾向にある現状も踏まえ、キッズゾーンの設置を決めた。

 設置範囲は、認定こども園を中心とする半径500メートル。登下校時や部活動などで利用の多い町道数カ所の路面に「キッズゾーン」の文字を記し、注意を喚起する。

 現在、町内の認定こども園や各小中高校に通う子どもは計約950人。来年度は静岡県から本県に拠点を戻すサッカー選手育成機関「JFAアカデミー福島」の中学生が広野中に通学するなど、子どもの数は1000人を超える見通し。町こども家庭課は「さらに子どもの往来が多くなる。キッズゾーンの設置で事故防止につなげたい」としている。