耶麻農・鵜川さん受賞の喜び 全国高校家庭クラブ、県教育長に報告

鈴木教育長に受賞を報告した大関さん(左)、鵜川さん(左から4人目)、石川さん(右)
第68回全国高校家庭クラブ研究発表大会ホームプロジェクトの部で全国1位の文部科学大臣賞に輝いた耶麻農高ライフコーディネイト科3年の鵜川美涼さんは22日、県庁で鈴木淳一教育長に受賞の喜びを語った。
鵜川さんは、がん闘病中の母真由美さんのため、同級生と一緒に免疫力を高める食材の研究や、おしゃれなキャップ作りなどに取り組んだ。
研究には同級生の石川雨音(あまね)さんと大関育美さんも協力し、成果を「母の笑顔満開~病気にかつ!新習慣~」と題して出品。全国の家庭クラブ員の投票で選ばれるクラブ員奨励賞にも輝いた。
県庁を訪れた鵜川さんは「母は受賞を喜んでくれ、支えてくれてありがとうと言ってくれた。先生やクラスメートに支えられ、研究することができた」と振り返った。
石川さんは「ブスの実の効能など、研究を通じて知らなかったことを勉強できた」、大関さんは「人前に立つのが苦手だったが、苦手を克服し成長することができた」とそれぞれ語った。
鈴木教育長は「お母さんを支えたいという思いが強く感じられた。これからも頑張っていただきたい」とたたえた。
桜井克彦校長と北原裕子顧問が同席した。
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