会津大仏「御身拭い」 喜多方・願成寺、新年を前にすす払い

 
新年を前に1年のほこりを取り払われた会津大仏=27日、喜多方市・願成寺

 喜多方市上三宮町の願成寺は27日、会津大仏として知られる同寺の国指定重要文化財「木造阿弥陀如来坐像(ざぞう)」のすすを払う「御身拭(おみぬぐ)い」を行った。

 両脇に観音菩薩(ぼさつ)、勢至菩薩を従える阿弥陀如来坐像は鎌倉時代の作とされる。秋山高範副住職は「新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は拝観に訪れる団体客はほとんどいなかった」と振り返る。

 新型コロナの拡大防止のため、大みそかに行う練供養(念仏行道)の中止を決めたが、檀家(だんか)らは新年こそは新型コロナが収束するよう願い、高さ約2.4メートルの仏像に付いた1年間の汚れを丁寧に落としていた。