福島医大・村上准教授に特別賞 プロ野球など、感染対策を助言

 

 福島医大健康リスクコミュニケーション学講座の村上道夫准教授(42)が、日本野球機構(NPB)からNPB特別賞、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)からチェアマン特別賞を受けた。村上氏は、NPBとJリーグが共同で3月に設立した「新型コロナウイルス感染対策連絡会議」に参加、選手らの感染対策について助言し、その功績が認められた。

 福島医大が28日に発表した。連絡会議に参加した11人の専門家全員が賞を受けた。村上氏は、スポーツ観戦など大規模集合イベントでの新型コロナウイルスの感染リスクについて研究しており、10月からオブザーバーとして連絡会議に参加した。

 連絡会議で村上氏は、選手が感染した場合に無用な責任の追及が生じないよう配慮することを指摘したり、選手や関係者が移動の際に利用する飛行機の個室トイレの予防対策などを提案。また、換気が十分行われているかどうかなど感染対策の調査を行う場合は、調査の目的や結果を関係者間で情報共有することが大事だと提言した。復興に向けて研究に取り組んできたこれまでの福島での経験を踏まえて言及したという。

 村上氏は「栄えある賞をいただき、大変うれしく思う。活動をともにしてきた仲間に感謝するとともに、今後も社会に貢献できるようまい進していきたい」と感謝の言葉を述べた。