福島・屋内施設「利用休止」始まる アオウゼ、仕切り設置など

仕切りが置かれ、入れなくなったアオウゼのフリースペース
福島市の不特定多数が利用する屋内施設の利用休止が28日始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、来年1月11日まで。このうちアオウゼでは、通常なら学生らが大勢勉強をしているフリースペースの机が撤去されたほか、通路以外の所に入れないように仕切りが置かれた。
すでに予約済みだった人は利用できるが、新規の貸館受け付けは停止。フリースペースのほか、自習室や視聴覚ブースの利用も停止した。東功史館長補佐(63)は「開館前に学生が数人並んでいたが、使えないことを説明すると残念そうに帰っていった。真面目な子が多いので、心苦しかった」と話した。
市は古関裕而記念館などの施設や高湯温泉のあったか湯、土湯温泉の中之湯などの公衆浴場を休館にしている。詳細は市のホームページに掲載している。
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