大熊に会津大短大部「サテライト室」 教育施設・23年4月開設

 

 大熊町教委は、同町大川原地区で2023年4月に開設予定の教育施設に、会津大短期大学部のサテライト室を設ける方針を固めた。短期大学部との連携を強化して、探究型学習など町独自の教育活動を構築したい考え。関係者への取材で、28日分かった。

 教育施設には、小中9年の一貫教育を行う義務教育学校や、幼、保育施設を設ける予定。サテライト室は、義務教育学校の学習教室に近い2階部分に設け、短期大学部の教員や学生らの研究活動などの場所として提供したい考え。

 町教委は13(平成25)年、教育の質向上などを目的にした連携協定を会津大と締結。短期大学部に隣接して設置された大熊中への講師派遣などを受けていた。

 大熊中は来年4月に大熊町の熊町、大野両小がある旧河東三小(会津若松市河東町)への移転が決定している。さらに22年4月に旧河東三小で義務教育学校を開校し、23年春に同町大川原地区の教育施設に移転させる予定。町教委は今後、旧河東三小にも短期大学部の拠点を設け、連携を維持しながら、教育施設の開設に備える考え。