福島県内17人感染1人死亡 新型コロナ、福島大クラスター34人に

 

 県は30日、県内で新たに17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも29日に陽性が判明し、県内の感染確認は計924人となった。また新型コロナに感染し、県内の医療機関に入院していた80代男性が28日に死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は20人目で、今月だけで13人に上った。

 17人の内訳は福島市の20~80代の男女13人、郡山市の50代女性、いわき市の20代女性、会津若松市の40代女性、鏡石町の30代男性。5人の感染経路が不明。

 このうち福島市の20代男性6人が福島大の学生で、福島大生のクラスター(感染者集団)は34人に拡大した。感染経路の特定を進める福島市保健所は、大学が実施した創作ダンス発表会や学生の個別のつながりによる飲食店での会食など感染経路が広範囲に及ぶため、「福島大クラスター」と一括して捉えて対応するとしている。

 このほか、福島西部病院(福島市)の入院患者と病院職員合わせて3人、デイサービス施設「ツクイ福島黒岩」(同)の職員1人の感染を新たに確認。クラスター関連の感染者は福島西部病院が53人、ツクイ福島黒岩が13人にそれぞれ拡大した。

 会津若松市の会津中央病院は29日、新型コロナウイルス感染者専用病棟で勤務する職員2人の感染が確認されたと、ホームページで公表した。外来や一般病棟に濃厚接触者はおらず、年末年始の診療体制に変更はなく通常通り行うという。

 また県は29日までに17人が退院し、3人が宿泊療養施設を退所したとも発表した。入院者(予定含む)は177人で、このうち5人が重症。55人が宿泊療養中となっている。